目次

コードカバレッジ

網羅率:それぞれの条件(テスト)をどれだけ行ったか。

C0:ステートメントカバレッジ(命令網羅)

概要

テスト対象となるプログラム中のステートメント(命令文)をどれくらい実施したかどうかをあらわす基準。すべてのステートメントを最低1回実施した場合に、ステートメントカバレッジ100%という。

サンプルソース

if ( intCount = 10 ) then
    XXXを表示
else
    if ( intCount <> 0 ) then
        YYYを表示
    end if
end if

100%の条件

  1. intCount = 10
  2. intCount = 11

C1:ブランチカバレッジ(分岐網羅)

概要

テスト対象となるプログラム中のブランチ(分岐)をどれくらい実施したかどうかをあらわす基準。すべてのブランチにおいて、すべての方向を最低1回実施した場合に、ブランチカバレッジ100%という。

サンプルソース

if ( intCount = 10 ) then
    XXXを表示
else
    if ( intCount <> 0 ) then
        YYYを表示
    end if
end if

100%の条件

  1. intCount = 10
  2. intCount = 0
  3. intCount = 11

C2:コンディションカバレッジ(条件網羅)

概要

テスト対象となるプログラム中のブランチが論理和(OR)/論理積(AND)を含む場合、各々条件をどれくらい実施したかどうかをあらわす基準。すべての判定条件を最低1回実施した場合に、コンディションカバレッジ100%という。